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IT業界を目指す求職者の皆さんにとって、SIer(システムインテグレーター)は「安定している」として人気な職種の一つ※です。
しかし同時に「激務」「残業が多い」といったネガティブなイメージがつきまとうことも事実です。
このイメージがどこから来ているのか、そして全てのSIerの傾向としてあるのか、不安に思う人もいるでしょう。
本記事では、SIerの残業の実態をデータに基づき解説し、なぜ激務になりやすいのか、その構造的な背景を深掘り。 さらに、残業が少なくワークライフバランスを重視できるホワイトSIerを見抜くための具体的な特徴をご紹介します。
「SIer=激務」というイメージは、IT業界の特定の構造に起因しています。
厚生労働省のデータでは、IT業界(情報通信業)の労働時間は全産業平均と比べても長めになる傾向が示されており※、特にシステム開発の現場では納期前やトラブル発生時の対応が付き物で、一時的に残業が増える傾向があります。
しかしもちろん、全てのSIerが常態的に激務というわけではありません。
厚生労働省の資料では、IT業界全体で長時間労働の是正に向けた取り組みが進められています。※
激務になるかどうかは、会社のビジネスモデルや携わるプロジェクト、社内の労務管理体制によって大きく異なるので、激務を避け、安心かつ安定して成長できる環境を選ぶためには、会社の公表データだけでなく、ビジネスの中身まで見極めることが重要です。
とはいえ、まずは順を追って各社の公表データを見ていきましょう。
日本の主要な大手SIer各社の定める標準的な勤務時間は以下の通り。
基本的には、一般的なオフィスワークと同様に、1日7.5〜8時間程度の所定労働時間が定められています。フレックスタイム制を導入している会社もあり、働く時間の柔軟性がありそうです。
| 会社名 | NTTデータ | 富士通 | NEC | 日立 | アクセンチュア |
|---|---|---|---|---|---|
| 勤務時間 | 8:30~ 17:00 |
8:45~ 17:30 |
8:30~ 17:15 |
実働7時間45分 (フレックスタイム制あり) |
実働8時間 (コアタイム無フルフレックス制あり、 標準勤務時間帯9:00~18:00) |
残業時間の目安について、大手SIerの多くは具体的な平均時間を明記せず、「業務上の都合によりやむを得ない場合」に実施する旨を記載しています。
| 会社名 | NTTデータ | 富士通 | NEC | 日立 | アクセンチュア |
|---|---|---|---|---|---|
| 残業時間の記載 | 裁量労働制(みなし勤務時間7時間30分)を導入している職種がある | 業務上の都合によりやむを得ない場合、実施することがある | 業務上の都合によりやむを得ない場合に、労働時間を延長することがある | 業務上の都合によりやむを得ない場合に、実働時間を延長(早出、残業又は呼出)することがある | 月間平均残業時間 28.2時間〜40時間程度 |
ここで注目したいのは、「裁量労働制」の有無です。
裁量労働制の場合、実際の労働時間にかかわらず、あらかじめ定められた時間(みなし時間)働いたと見なされます。
定時退社できればお得に感じられますが、会社の風土によっては「みなし残業分は働いてから退勤」という暗黙のルールが敷かれている会社もあるので注意が必要です。
また、どの会社も「業務上の都合」と記載していることから、残業の発生はプロジェクトの状況に大きく依存することがわかります。
裁量労働制の有無でホワイト会社かどうかが決まるわけではなく、あくまで、実際の働き方は社員の口コミやインタビュー記事を参考にすると良いでしょう。
ところで、なぜSIerの一部では、残業が恒常化したり激務になりやすいのでしょうか。
これには、業界特有の構造的な問題が関係しています。
システム開発は、クライアントの事業計画や国の予算執行と密接に結びついており、納期が厳格に定められているパターンが多いです。
特に大規模プロジェクトの場合、計画が遅延するとクライアントに甚大な影響が出るため、遅れを取り戻すためにエンジニアが残業でカバーするという構造が生まれやすいという傾向にあります。
元請け企業より下位層の下請け企業ほど、無理なスケジュールを組まざるを得ず、この傾向は顕著になります。
開発途中にクライアントから仕様変更や追加要望が頻繁に出されることも、残業が増える大きな要因です。
一度決定したはずの仕様が変わると、すでに開発した部分の手戻りが発生し、納期に間に合わせるために、エンジニアの作業負担が一気に増大します。
特に、上流工程(要件定義)がややずさんな会社や、クライアントとの交渉力が弱い会社で発生しやすい問題です。
SIerは、クライアントが自社だけでは解決できないような、複雑で難易度の高い課題を解決するために必要とされる場面があり、過去に誰もやったことがないようなシステム開発に挑むことも少なくありません。
こうしたプロジェクトでは、予想外の問題やトラブルが発生しやすく、その調査・対応のために時間外労働が発生しやすくなります。技術力の低い会社ほど、トラブル対応に時間がかかり激務化しやすいのが現状です。
IT業界全体で人材不足が深刻化しており、特にスキルと経験を持ったエンジニアの採用は困難です。
このため、プロジェクトに必要な人数を確保できないまま、少人数で無理に仕事を回そうとする会社が出てきます。
その結果、一人のエンジニアにかかる負荷が大きくなり、日常的な残業や激務につながる主要な原因となっています。
では、激務をできるだけ避け、健全に成長できる「ホワイトSIer」とは具体的にどんな会社でしょうか。
ホワイトSIerの実態に迫り、そんな会社を見つけるためのチェックポイントをご紹介します。
残業が多い理由の多くは、SIer特有の多重下請け構造のしわ寄せが末端に来ることにあります。
クライアントから直接案件を請け負う(元請け・直請け・プライム案件)比率が高いSIerは、中抜きがないため利益率が高く、その利益を社員の待遇改善や人員補強に充てることができます。
これにより、一人当たりの業務負荷が軽減され、残業が少なくなる傾向があります。
平均勤続年数が長いことは、社員が「辞めたい」と思わない安定した職場環境であることを示す重要な指標です。
残業が恒常的であったり、人間関係が悪い会社では離職者が絶えず、勤続年数は短くなってしまいます。
社員が長く働き続けているということは、福利厚生や給与水準、働く環境、そしてワークライフバランスが保たれている可能性が高いといえます。
新卒で入社した社員が、3年後にどれだけ残っているか(定着率)も非常に重要な指標です。
定着率が高い会社は、研修などの教育体制が充実しており、OJTが機能していること、また、入社前後のギャップが少ないことを示しています。
“残業時間”だけでなくて“定着率”が「ホワイトSIer」であるうえで大事なんですね。数字がいいだけじゃなくて、“長く働きたいと思える会社かどうか”って、どこで差が出るんでしょうか?
いいところに気がついたね。
結局のところ、“忙しい時期があっても周りに相談できるか”(職場の雰囲気や社風・風通しの良さ)、“ライフイベントがあってもキャリアを諦めなくていいか”(ワークライフバランス)みたいな、現場の空気と運用のされ方がすごく大事なんだ。
数字が良くて、しかも若手がそこでキャリアを描き続けている会社は、本物のホワイトと言っていいと思う。
深いですね。働きやすさって、制度や残業時間だけじゃなくて、“安心してここで成長していける”って思えるかどうかなんですね。そういう意味で、“長く続ける人が多い理由”まで見たい気がしてきました。
そうだね。次に紹介する会社は、残業時間の少なさや高い定着率に加えて、“ここでずっと働きたい”と思える風土づくりにかなり力を入れているSIerなんだ。数字の裏側も含めて、一度見てみてほしいな。
YECソリューションズは、メーカー系と独立系の強みを兼ね備えたハイブリッドSIer。
横浜を拠点に、自治体や地方公共団体向けのシステム開発で厚い信頼を獲得しています。
NECグループの安定した経営基盤と、社員の働きやすさを重視する経営方針により、残業が月平均20.0時間※1と少なめ、勤続年数が20年※2と高く、新卒入社の1年後の定着率もなんと100%※3。ワークライフバランスを重視した働き方を実現しています。
YECソリューションズがホワイト企業と呼ばれる具体的な理由を3つのポイントで解説します。
YECソリューションズの案件の約9割が、県庁などの自治体や地方公共団体との直接取引(直請け)。これにより、多重下請け構造によるコストの圧迫や無理な納期設定から解放されています。 公共案件は安定性が高く、プロジェクト計画も比較的長期で余裕を持って進められるため、結果的に残業が少なくなっています。 安定性と成長性を両立できる環境です。
「客先常駐」で働く環境は不安定でストレスにつながりますが、YECソリューションズは転勤がなく、基本的に自社内での開発が中心です。 慣れない環境でのストレスが少なく、先輩や上司とのコミュニケーションも密に取れるため、困った時もすぐに相談できます。 横浜に腰を据えてキャリアを築きたい人にはおすすめの環境です。
新卒入社者の3年以内定着率は100%※4であり、社員全体の平均勤続年数は約20年※5と非常に長いのを強みとしています。 これは、社員が長期にわたって安心して働ける働きやすさ、待遇、安定性、成長支援が揃っていることの何よりの証明でしょう。 新卒や未経験者であっても、充実したサポートを受けながら安心してスキルアップに励めます。
IT業界全体で長時間労働が課題視される中、当社では働きやすさの改善にも力を入れています。 月次の幹部会で全社の労務状況を確認し、部署ごとの是正を実施。 特に新卒社員は、入社1年目はほぼ残業ゼロで安心して仕事に集中できる環境を整えています。
自治体や公共団体等、クライアントの課題をヒアリングし、適したシステム導入を提案。
「ITでどう解決できるか?」を考えるコンサル的側面を持つ営業スタイルが特徴です。
要件定義から設計・開発・テストまで一貫して担当。
チームで協力しながら住民システムや庁内ネットワーク等の社会貢献性高いシステムを構築します。
行政庁舎や公共施設等の通信インフラを設計・構築。
お金・物流・行政サービスに重大な影響が生じないよう、安全で快適な通信環境を支える、きわめて重要な役割を担います。
システム運用やトラブル対応等、安定稼働を支える重要なポジション。
直接的な顧客対応をすることも多く、感謝のお声をダイレクトにいただけるのもやりがいの一つになっています。
先輩、SIerって働き方どうなんだろうって、最近すごく気になっているんです。ネットでは“激務”とか“残業多い”って意見もあって…実際のところ、どうなんですか?
そういう話はよく耳にするよね。でも、実際は会社ごとに全然違うし、ちゃんとワークライフバランスを大事にしているSIerも多いんだよ。
噂だけで判断するのはもったいないよ。
たしかに。その通りですね…。そうなるとどんなポイントで見極めれば、“ホワイトなSIer”なのか判断しやすくなりますか?
さすが君だね!まさにそこが大事なところ!
“残業の実態”と“働きやすい会社の特徴”について、一緒に確認してみようか!